和田光正 金彩友禅の買取相場や価値を詳細に解説

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和田光正 金彩友禅

和田光正 金彩友禅
2021.01.26

和田光正 金彩友禅

繊細できらびやかで金彩友禅。

特に和田光正さんの作品は着物好きの憧れです。

実は金彩友禅という語は昔からある言葉ではなく、和田光正(わだみつまさ)によって名づけられたものだそうです。

どのように金彩友禅(きんさいゆうぜん)の名が知られ、人気は広がっていったのでしょうか。

和田光正さんと金彩友禅の発展からその軌跡を辿ってみました。

金彩技術の地位向上をめざす

金彩友禅

京都に生まれた光正さんは、中学卒業時に友禅の彩色仕上げの工房を見学したことをきっかけに友禅彩色の世界に入ります。

光正さんが見習い修行をしていた当時の金彩加工は、染難隠しやかさ出し程度の工程とされていていたようです。金彩加工作業の冷遇ぶりに悔しい思いをしますが、それが金彩技法の発展を目指すきっかけともなります。

昭和37年、22歳で独立し工房を持った光正さんは、金彩加工の技術の改良・発展に取り組みます。

まず金彩の評価を落とす要因となっていた接着剤の糊の改良に取り組みました。光正が修行していた頃の糊は湿気でベタつき劣化しやすくなる・乾燥で箔が分厚く硬くなるなどの大きな欠点があったようです。

絶え間ない研究により、金彩部分も布地と同じ柔らかさを持ち、ドライクリーニングにも耐え、後染めや色抜きでも金彩が剥がれない丈夫で上質な糊が開発されました。

また、修行当時には10色程度しかなかった金彩箔の色数を150色以上にまで増やしていきました。
これにより元来の友禅染めにも劣らない繊細な色彩表現を可能にしました。

「金彩友禅」と命名します。

柄

昭和46年、京都で開催された「金彩の文様研究発表展」にて初めて金彩友禅の作品を発表します。

これが金彩友禅の本格的なスタートとなり、この発表展は以後毎年1~2回開催され、金彩友禅の名を世に広めていくことになります。

その後も金彩友禅による作品を発表し続け、数多くの賞を受賞。

海外でも発表の場を設け世界にもその名を認められています。

光正さんの作品は着物や帯以外にも洋装やバッグなどの小物にも応用され、友禅技術の活躍の幅も広げられています。

金彩友禅、そして日本の伝統産業のさらなる発展のために今も情熱を注ぎ続けています。

華やかで上質な和田光正さんの金彩友禅。

その作品が生まれるまでの道のりを知っているとさらに輝きが増して見えますね。



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