紬
紬(つむぎ)とは、蚕(かいこ)の繭(まゆ)から糸を取り出し、様々な色に染めて、その糸を組み合わせて織り上げることで、柄を表現したもののこと指します。
また、紬織とは、紬糸で織った絹織物のことです。
紬の種類は数多いですが、
下記で詳細をみてみましょう。
また、紬織とは、紬糸で織った絹織物のことです。
紬の種類は数多いですが、
・絵絣紬(えがすり)
・郡上紬(ぐじょう)
・信州紬
・牛首紬(うしくび)
・結城紬(ゆうき)
・大島紬
・塩沢紬(しおざわ)
・色無地の紬
などがあります。
・郡上紬(ぐじょう)
・信州紬
・牛首紬(うしくび)
・結城紬(ゆうき)
・大島紬
・塩沢紬(しおざわ)
・色無地の紬
下記で詳細をみてみましょう。
紬の種類
信州紬
牛首紬
通常、繭は1頭のカイコが作りますが、まれに2頭のカイコが入っていることがあり、これを「玉繭(たままゆ)」と呼びます。
2頭のカイコが紡いだ玉繭は、糸が内部で複雑に絡み合い製糸が非常に難しいと言われています。
この「玉繭」を使用した糸を横糸に用いて織られた生地を「牛首紬(うしくびつむぎ)」と呼びます。
牛首紬は石川県白山市で約800年前に生まれました。現在では石川県の無形文化財に指定されており、大変人気のある織物です。
しなやかで丈夫なことから、釘を抜いても大丈夫という意味の「釘抜き紬」とも呼ばれています。
老舗の白山工房で作られたものだと、50,000円~60,000円の値段がついた実績もあるので、お持ちの方はぜひ一度査定しもらってはいかがでしょうか。
2頭のカイコが紡いだ玉繭は、糸が内部で複雑に絡み合い製糸が非常に難しいと言われています。
この「玉繭」を使用した糸を横糸に用いて織られた生地を「牛首紬(うしくびつむぎ)」と呼びます。
牛首紬は石川県白山市で約800年前に生まれました。現在では石川県の無形文化財に指定されており、大変人気のある織物です。
しなやかで丈夫なことから、釘を抜いても大丈夫という意味の「釘抜き紬」とも呼ばれています。
老舗の白山工房で作られたものだと、50,000円~60,000円の値段がついた実績もあるので、お持ちの方はぜひ一度査定しもらってはいかがでしょうか。
結城紬
塩沢紬
新潟の伝統工芸品・さらにはユネスコの無形文化財にも指定され、別名『幻の紬』とも言われている織物、塩沢紬(しおざわつむぎ)。
生糸と真綿(どちらも絹)を合わせて織り上げた生地は、紬とは思えないほど薄地でやわらかな風合いを持ちます。
かつて幕府に献上されていた高級麻織物である「越後上布」が塩沢紬のルーツ。
上布の技術には高い技術と手間がつまっており、この贅沢な技法を絹織物に応用することで生まれた塩沢紬は着物ファンの憧れです。
色味は渋く落ち着いたものが多く、ツウ好みの洒落た印象になっています。
塩沢紬は高度な越後上布の技術が応用されている点・上質な絹糸がふんだんに使用されている点などから量産が難しく、非常に希少価値が高い織物です。
幻の紬と言われるだけあり、美品の場合は相応の買取価格が期待できる着物と言えます。
生糸と真綿(どちらも絹)を合わせて織り上げた生地は、紬とは思えないほど薄地でやわらかな風合いを持ちます。
かつて幕府に献上されていた高級麻織物である「越後上布」が塩沢紬のルーツ。
上布の技術には高い技術と手間がつまっており、この贅沢な技法を絹織物に応用することで生まれた塩沢紬は着物ファンの憧れです。
色味は渋く落ち着いたものが多く、ツウ好みの洒落た印象になっています。
塩沢紬は高度な越後上布の技術が応用されている点・上質な絹糸がふんだんに使用されている点などから量産が難しく、非常に希少価値が高い織物です。
幻の紬と言われるだけあり、美品の場合は相応の買取価格が期待できる着物と言えます。
色無地の紬
着物には大まかに分けて「先染めの着物」と「後染めの着物」があります。
それぞれ、あらかじめ色染めされた糸を織って作るか・白糸で織られた反物を後で染めるかと言う違いがあります。
紬は先染め着物の代表で、シャリっとした手触りと普段使いしやすい手軽さが特徴。紺白や鼠黒などの落ち着いた色味が多い紬ですが、一色の糸のみで織り上げられた色無地の紬(いろむじのつむぎ)も様々なカラーバリエーションがありとても楽しい着物です。
紬と言いますと街着などのカジュアルな装いに使用するのが一般的ですが、色無地の場合ですともう少し格式が上がり落語鑑賞や堅くないお食事会などにも着ていけます。
色無地紬は男女問わず幅広い人気がある着物のため、ご先祖様の遺品整理中に箪笥から出てきた…と言う家族の方も多いかと思います。
こうした古着物を売る場合は、専門店で査定してもらうと想像以上の買い取り価格になるかもしれません。
それぞれ、あらかじめ色染めされた糸を織って作るか・白糸で織られた反物を後で染めるかと言う違いがあります。
紬は先染め着物の代表で、シャリっとした手触りと普段使いしやすい手軽さが特徴。紺白や鼠黒などの落ち着いた色味が多い紬ですが、一色の糸のみで織り上げられた色無地の紬(いろむじのつむぎ)も様々なカラーバリエーションがありとても楽しい着物です。
紬と言いますと街着などのカジュアルな装いに使用するのが一般的ですが、色無地の場合ですともう少し格式が上がり落語鑑賞や堅くないお食事会などにも着ていけます。
色無地紬は男女問わず幅広い人気がある着物のため、ご先祖様の遺品整理中に箪笥から出てきた…と言う家族の方も多いかと思います。
こうした古着物を売る場合は、専門店で査定してもらうと想像以上の買い取り価格になるかもしれません。
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