着物を着ることで女性らしく美しくなる
誰しも必ず着物に興味をもったことがあるはず!私は宇治に訪れた際、お抹茶と着物に心を奪われ、日本人である楽しみをみつけた気がしました。大人になって気づく日本の良さ。それと同時に女性らしい仕草やたしなみを身につけさせてくれる着物の素晴らしさを知り、もっと様々なシーンで楽しみたいという思いから、いろいろと調べているうちに着物サイトを作ろうと思いました。
まだまだ知らないこともたくさんありますが、好きこそ物の上手なれ。このサイトをきっかけに、奥深い着物の世界を勉強していけたら良いなと思っています。
着物の魅力
四季のうつろいを着物で感じることができる
切手の中には、1,梅や桜、もみじに雪化粧。着物の柄は季節を彩る美しいものが多いですよね。 普段、なにげなく着ているお洋服より、着物をまとうことで、より季節を感じる機会が増えることが最大の魅力と感じます。また、長く着られることを前提に作られた着物は、時代を経て、様々な人の手にわたっても、いつまでも美し纏うことができます。
着ない着物は売って、新しい命を与えてください
最近では、自分のスタイルにあわせて、楽しく着物を着る人たちが増えています。着物といえば正装や形式にとらわれたものといったイメージがありますが、私は気軽にリサイクルショップに足を運び、普段着を買う感覚で着物を手にすることもあります。
着物を着て街歩きをするサークルや集まりもあり、着物を着ることで茶道やお華を始める人達も多いようです。
もう着ないかなと思った着物は、リサイクルショップや買取業者に依頼することで他の人の手に渡り、そこからまた長く愛用される可能性があります。使わない着物は捨ててしまわず、売ることをおすすめします。私も新しい着物たちと出合えることが楽しみでしかたありません。
着物情報を追加しました
草履の選び方
相場価格 | 1~999円、 1,000~9999円 | |
---|---|---|
希少価値 | ★☆☆☆☆ | |
素 材 | その他 |
草履を選ぶときに、まず気になるのはサイズです。
女性用の草履のMサイズは、22.5センチから24センチとなっています。
草履は足をしっかり入れて履くのではなく、かかとが1センチほどはみ出すように、つっかけるようにして履くのが美しい着こなしとされていますから、普段の靴選びよりも少しだけ小さいサイズを選ぶとよいでしょう。
また、かかとをはみ出して履くのは美しさだけではなく、着物の裾を踏まないためとも言われています。
とくに礼装の場合は、着物の裾を草履を脱いだときに床すれすれまでの長さにします。
そのため着物の裾を草履に巻き込まないようサイズは注意して選びましょう。
かかとの高さは、3センチから6センチの物が一般的ですが、それより薄い物は粋な印象、厚い物はフォーマルな印象を与えます。
鼻緒が当たって足が痛くなるのが不安という方には、足に合わせて鼻緒の調整ができる草履もありますから、購入時に店員さんに確認することをおすすめいたします。
では次はシーンに合った草履をご紹介します。
■礼装用・・・合わせる着物は、黒留袖・色留袖・振袖
ゴールドやシルバーの草履台に、白地に金糸などの華やかなデザインのものを選びます。
鼻緒と草履台は同色で。
■フォーマル用・・・合わせる着物は、訪問着・付下げ
着物や帯の色と同じ色目を選びます。
■カジュアル用・・・合わせる着物は、小紋・紬
特にルールはなく自由に合わせてください。草履台と鼻緒は遊び心のある組み合わせを楽しみましょう。
■喪服用・・・基本的に草履台も鼻緒も黒を選びます。
■雨草履・・・つま先に透明のカバー、ツマ皮のついた草履を履きます。ツマ皮が足袋が濡れるのを防いでくれます。
用途やシーンにあった草履で、着物を粋に着こなしましょう。
草履の手入れ方法
相場価格 | 1~999円、 1,000~9999円 | |
---|---|---|
希少価値 | ★☆☆☆☆ | |
素 材 | その他 |
草履を履いて外を歩くと、
・ホコリ
・汗
・皮脂
などの汚れがつきます。
草履の汚れをそのままにすると傷んでしまうので、早めに落としましょう。
可能な限り、帰宅したらすぐにお手入れしましょう。
お手入れは靴用ブラシと乾いた布で行いいます。
まず最初に、草履ついた土汚れ・ホコリを靴用ブラシ(毛が柔らかいもの)ではらい落としましょう。
先にブラシで手入れして、細かい土汚れ・ホコリがイ草や縫い目の隙間に入りにくくなります。
ポイントは、イ草の目に沿ってブラッシングすることです。畳のお手入れ方法と同じです。
目に逆らってブラッシングするとホコリが隙間に入り込みやすいですし、傷みの原因にもなります。
裏面は特に汚れがつきやすいので、しっかり取り除きましょう。
ブラッシングが終わったら、乾いた布で全体を拭きます。
表面のイ草部分は特に、傷まないよう優しくします。
ブラッシングと同様に、イ草の目に沿うように拭きましょう。
紋意匠(もんいしょう)
相場価格 | 1,000~9999円 | |
---|---|---|
希少価値 | ★★☆☆☆ | |
素 材 | 絹 |
経糸に駒撚糸、地緯(ベースとなる緯糸)に強撚糸、絵緯(模様部分の緯糸)に生糸や諸撚糸を用いた絹織物のことを「紋意匠ちりめん」と言います。
紋意匠の着物の買取価格は手がけるブランドや染織家により左右されるので、さほど期待せず査定をしてみる方がいいかもしれません。
おおよその買取価格は3,000円~5,000円程度となっていますが、希少価値があると認められると驚くほどの価格がつくこともあります。
鑑定士が在籍している専門業者にお願いして調べてもらうと良いでしょう。
地紋がくっきりと浮き出るため非常に華やかで、色無地や色留袖・訪問着・付下げ・羽織など様々な和装アイテムに使用されます。
色染めを行うとより模様がはっきりわかるようになる点も特徴です。
さやま縮(さやまちぢみ)
相場価格 | 1,000~9999円、 10,000~49,999円 | |
---|---|---|
希少価値 | ★★☆☆☆ | |
素 材 | 木綿 |
糸にヨリをかけて織られた木綿製の先染め織物で、シャリっとした着心地が涼し気な一枚です。
夏の盛りよりは4月~6月・9月~10月に適した素材感ですが、着られる季節の範囲が広いので幅広い世代の着物ファンに人気があります。
あっさりとした柄が多いため男性浴衣に使われることも多く、コーディネートのしやすさが魅力です。
買取価格は保存状態によりますが、物によっては数千円~数万円の価格がつく場合もあります。
お売りの予定があれば、着物買取専門店を利用することで、より満足のいく結果が得られるかもしれませんよ。
明石縮(あかしちぢみ)
相場価格 | 1,000~9999円、 10,000~49,999円 | |
---|---|---|
希少価値 | ★★☆☆☆ | |
素 材 | 絹 |
明石縮とは新潟県十日町市で織られている絹織物です。
その名前の由来は、兵庫県で作られる播磨明石ちぢみの技術を導入して作られたものだからであると言われています。
縮とは絹糸に強いヨリをかけて作る織物なので、完成後には独特の“シボ”が生まれるのが特徴です。
一時は職人不足により技術が途絶えましたが、現在は有志により技術が復活しています。
涼しく快適な着心地から夏着物として人気の生地で、高級着物地とされています。
買取価格の相場は5,000円~20,000円程度ですが、伝統工芸品の着物として証明する査証紙があるかないかなどによって買取金額も変わってきます。
価格が気になるのであれば、鑑定士に依頼して、調べてもらうと良いでしょう。