草履の選び方
草履の選び方
相場価格 | 1~999円、 1,000~9999円 | |
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希少価値 | ★☆☆☆☆ | |
素 材 | その他 |
草履を選ぶときに、まず気になるのはサイズです。
女性用の草履のMサイズは、22.5センチから24センチとなっています。
草履は足をしっかり入れて履くのではなく、かかとが1センチほどはみ出すように、つっかけるようにして履くのが美しい着こなしとされていますから、普段の靴選びよりも少しだけ小さいサイズを選ぶとよいでしょう。
また、かかとをはみ出して履くのは美しさだけではなく、着物の裾を踏まないためとも言われています。
とくに礼装の場合は、着物の裾を草履を脱いだときに床すれすれまでの長さにします。
そのため着物の裾を草履に巻き込まないようサイズは注意して選びましょう。
かかとの高さは、3センチから6センチの物が一般的ですが、それより薄い物は粋な印象、厚い物はフォーマルな印象を与えます。
鼻緒が当たって足が痛くなるのが不安という方には、足に合わせて鼻緒の調整ができる草履もありますから、購入時に店員さんに確認することをおすすめいたします。
では次はシーンに合った草履をご紹介します。
■礼装用・・・合わせる着物は、黒留袖・色留袖・振袖
ゴールドやシルバーの草履台に、白地に金糸などの華やかなデザインのものを選びます。
鼻緒と草履台は同色で。
■フォーマル用・・・合わせる着物は、訪問着・付下げ
着物や帯の色と同じ色目を選びます。
■カジュアル用・・・合わせる着物は、小紋・紬
特にルールはなく自由に合わせてください。草履台と鼻緒は遊び心のある組み合わせを楽しみましょう。
■喪服用・・・基本的に草履台も鼻緒も黒を選びます。
■雨草履・・・つま先に透明のカバー、ツマ皮のついた草履を履きます。ツマ皮が足袋が濡れるのを防いでくれます。
用途やシーンにあった草履で、着物を粋に着こなしましょう。
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