牡丹(ぼたん)
牡丹(ぼたん)
相場価格 | 10,000~49,999円 | |
---|---|---|
希少価値 | ★★☆☆☆ | |
素 材 | 絹、 化繊 |
中国では「百花の王」と称され、富貴の象徴でもある牡丹の花は、その鮮やかさから日本でも大変人気の高いモチーフです。
奈良時代に中国から日本へ伝わってきた「牡丹」は、平安時代から衣装の文様として使用されてきました。
牡丹は大振りに描かれることが多く、着物がよりいっそう華やかに見えます。
牡丹は種類によって咲く季節もさまざまですが、柄の配置次第では季節を問わず着れるので黒留袖などの礼装にも描かれます。
着物の柄においては洋花として扱われますが、黒留袖の地色に実に鮮やかに映えます。
買取価格は状態がよい中古品で10,000円前後、未使用で状態のいい留袖であれば数万円となっています。
関連ブログ
-
留め袖の紋と柄の話...
留め袖の紋と柄の話 「留袖」は結婚式・披露宴などの特別な場面で着用す
-
着物の格の見分け方...
黒留袖などは正礼装、紬はおしゃれ着用、と知っていればはっきりわかります
-
結婚式に着物で行く時に気をつけたいマナー...
日本人なら結婚式に着物で参加するのも素敵ですよね。 でもどういっ
-
女紋(おんなもん)...
女紋というと一般的に、「家紋以外に女性のみが使うとされる紋章の総称」で
-
三つ紋(みつもん)...
着物に紋が入る場合、その数によって着物の格も決まります。 三つ紋
-
貼り紋(はりもん)...
あらかじめ染めてある紋を着物や和装小物に縫い付けたり、貼り付けたりする
-
黒留袖(くろとめそで)...
黒留袖は女性の第一礼装になる着物で、黒の無地に裾の部分のみ模様が入って
-
一つ紋(ひとつもん)...
一つ紋とは、背縫い部分に一つだけ紋を入れた着物を一つ紋といい、略礼装と
-
若松(わかまつ)...
常緑樹である松は、古来より長寿や繁栄を表す縁起の良い柄として数多く描か
-
梅(うめ)...
日本では古来より「松竹梅」として数えられ、縁起の良い花として絵画のモチ
-
鶴丸(つるまる)...
鶴を家紋のように円形にデフォルメしたのが鶴丸模様です。 鶴は長寿
-
五三の桐(ごさんのきり)...
桐の葉や花を図案化したものを桐紋、桐花紋といい、豊臣秀吉の家紋や日本国
-
五つ紋(いつつもん)...
五つ紋は、 背紋:背縫いの真ん中(1箇所) 袖紋:両外袖(2箇
-
桜(さくら)...
桜はその鮮やかさと儚さより、昔から日本人に愛されてきた花です。
-
流水(りゅうすい)...
着物に描かれた花や動物をより鮮やかに引き立てる効果があります。
-
檜扇(ひおうぎ)...
檜扇とは宮中で使われた扇で、ヒノキの薄板を重ねて作られたものです。
-
牡丹(ぼたん)...
中国では「百花の王」と称され、富貴の象徴でもある牡丹の花は、その鮮やか
関連記事