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留袖を着るのに必要な小物をご紹介

2024.02.27

留袖の小物について

正礼装である留袖を着る場合は、小物も礼装用のものを用意します。

カジュアル用や振袖のものとも違うので、新たに購入する必要が出てくるかもしれません。

今回は留袖に合わせる小物とそのルールについてご紹介したいと思います。

 

肌襦袢

肌の上に直接着る、いわゆる下着です。

着物が汗を吸うことを防ぎます。

快適に過ごすためにも肌触りの良く吸水性の高いものがオススメです。

長襦袢

肌襦袢と着物の間に重ねて着るインナーのようなものです。

結婚式などで礼装として留袖を着る場合は、長襦袢の色は必ず「白」を選びます。

 

半襟

半襟も正装用のものは白となります。

白糸や金銀糸の刺繍を織り込んだ豪華なものもあるので、着用するシーンに合わせて選ぶと良いでしょう。

半襟は着付けの前日までに長襦袢に縫いつけておきます。

半襟を縫い付けるのが苦手な方は、着付け師の方などに注文することもできるようです。

その場合は、縫い付けるための時間もありますので早めに相談しておくのが良いでしょう。

 

足袋

必ず白い足袋を履きます。

シワにならないようサイズもぴったりでコハゼが4、5枚付いたものを選ぶようにしましょう。

 

帯締め

帯の上から結ぶ装飾用の紐です。

礼装用の帯締めは白か白に金糸・銀糸をあしらったものになります。

色留袖を訪問着風に着る場合は、色ものの帯締めで良いとされることありますが、その場合は色留袖の色に合わせた派手ではないものを選ぶのが良いでしょう。

帯揚げ

帯の上に結ぶ装飾用の布です。

こちらも正装においては白か白に金糸や銀糸を施したものを合わせます。

素材も綸子や縮緬などがあり、着物や帯の雰囲気に合わせたものを選ぶと良いでしょう。

 

末広

留袖に差す蝙蝠扇のことで、縁起の良い場に持つ意味もあり末広と呼ばれています。

留袖に合わせるものは骨が黒塗りで金か銀の地紙を用いたものになります。

帯に差す時は、体の左側に少し覗かせるように差すと良いでしょう。

儀式用のものであるため広げて使用することはありません。

 

草履バッグ

留袖に合わせる礼装用の草履は、かかとが4センチ~5センチほどの高めのものになります。

色もシルバーやゴールド系が一般的です。

バッグも草履と同様の色で金銀の装飾など入ったものを使用します。

最近は財布と携帯電話も入る大きめのものが人気があるようです。

基本的に草履とバッグはセットになったものを使います。

 



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