白木(しらき)
白木(しらき)
下駄の木の色そのままのものを白木と呼びます。
白木は汗を吸うために滑りにくく履きやすい下駄となります。
反面、履いた足の跡や汚れがつきやすくなりますが、適度に手入れをしていればそう目立つものではありません。
また蝋などで防水加工をして汗や汚れを付きにくくしているものもあります。
練った砥の粉を付け、乾いてから磨き落とし、イボタロウ(ワックス)をつけてウズクリ(刷毛)で手間暇かけて、丁寧に磨き上げます。
加工されていない白木下駄はありません。
ただ、下駄や草履など和装小物だけの買取を受け付けないところも多いです。
着物と一緒に買取してもらう場合に買取価格を増してもらうためにも、シミや汚れがないものが望まれます。
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