着物好きによる、着物の種類や普段使いを知りたい人のためのサイト

着物好きによる、着物を知りたい人のための情報サイト - 着物を知って美しく生きる
HOME > 生地・布地を知る

生地・布地を知る

丹波布(たんばふ)

丹波布(たんばふ)

兵庫県丹波村で織られる地域の特産品です。かつては「佐治木綿」呼ばれ普及していましたが、昭和期の再興により丹波布の名で知られるようになりました。木綿と絹糸を交織した手織りの布で、緯糸に屑繭から紡いだ「つまみ糸」を織り込んでいるのが特徴です。植物染料による素朴な味わいのある縞柄や格子柄が魅了のひとつです。希少な地域の工芸品である丹波布の着物を売るのなら、知識があり価値を見極められる専門の買取業者を選びたいところです。

芭蕉布(ばしょうふ)

芭蕉布(ばしょうふ)

芭蕉布とは糸芭蕉から採取した繊維により作られた布です。沖縄や奄美大島の特産品で、薄く張りのある性質から、夏の着物に用いられることが多いようです。染色も地域の植物を使った草木染めに拘り、手間をかけて織られた芭蕉布ほど高価なものとなっております。絹で織られた芭蕉布風の織物絹芭蕉があり、現在ではそちらが一般的となっています。芭蕉布は伝統工芸品なのでそれを証明する証紙などが付いています。芭蕉布の着物を売るときに証紙があるとさらなる高額買取が見込めます。

正絹(しょうけん)

正絹(しょうけん)

絹100%の織物を正絹と言います。柔らかな肌触りで体になじみやすく吸湿性、保温性にも優れています。絹糸には独特のツヤがあるので正絹であればその輝きがいっそう引き立ちます。正絹の着物は基本的に高額買取の対象となります。正絹はとても繊細な織物なので、いずれ売ることを考えているなら保管には十分注意が必要です。湿気やカビ対策はもちろん、汚れやヤケ等をしっかり防いでいればより高額な買取も期待できます。

小千谷縮(おじやちぢみ)

小千谷縮(おじやちぢみ)

新潟県小千谷市周辺で生産されている縮の織物で、17世紀に堀 将俊によって越後麻布を改良したことにより生まれました。夏用着物や浴衣でも伝統工芸品のものは相応の値がつくでしょう。買取してもらう場合はなるべく美品の状態が望まれます。
「しぼ」という小さな皺が作られた布を最終的に雪の上に晒して漂白する工程は、この地域でこそ発展できた技法といえるでしょう。
国の重要無形文化財・ユネスコ無形文化遺産にも指定されています。

遠州綿紬(えんしゅうめんつむぎ)

遠州綿紬(えんしゅうめんつむぎ)

良質な綿産地でもある遠州(静岡県の浜松市周辺)では、江戸時代より機織りが盛んに行われていました。
独特の縞模様の織物は遠州縞と呼ばれ、遠州綿紬は地域ブランドの地位を確立するに至ります。
名産品には高い価値がつくので、新品や状態の良いものは高額買取となる可能性もあります。
産地を示す証明書や証紙などあるとさらに良いでしょう。

麻(あさ)

麻(あさ)

一般的には亜麻を原料とするリネンのことを指しますが、苧麻を原料とするラミー、大麻から採れるヘンプなども総じて麻と呼ばれています。水に強く、シャリ感や通気性の良さから主に夏物として使われます。細い麻糸を平織りした上等なものは上布と呼ばれ、新潟県の越後上布や沖縄県の宮古上布などのように無形文化財に指定されているものもあります。有名な産地の生地を使った着物であれば高額査定となる可能性もあるので、買取に出すならば産地を証明する証紙などがあると良いでしょう。

ウール(うーる)

ウール(うーる)

長い季節着用できる点・お家での洗濯が可能な点などから、普段使いの着物として非常に人気のウール地着物。昭和期に大流行しモダンで可愛らしい色柄が多く揃っていることから、若い人にも人気の着物です。ウールと言えどモスリンやサマーウール・源氏ウールなど様々な種類の記事があり、中には真夏に使用できるものもあります。ただし、ウールは動物性繊維のため虫食い被害に遭いやすいと言う危険があります。着物は虫食いがあると価値が大幅に下がります。特に古着物の買い取りを検討している方は、防虫対策に細心の注意を払う必要があると言えるでしょう。

木綿(もめん)

木綿(もめん)

爽やかな着心地と家で洗える手軽さから『使い勝手抜群の着物』として人気の木綿着物。コーディネートのしやすさやカジュアルにもシックにも着こなせる点も世代を問わず愛される理由です。同じ木綿でもお求めやすいグレードのものから、久留米絣や三河木綿のような伝統品までその種類は様々。普段着用として扱われることが多い着物なので、買い取ってもらう際の価格は控えめなことがほとんど。ただし、上記に挙げたような伝統的な産地のものであったり著名な作家が手掛けたものの場合は非常に高額な買取価格が付くこともあるので、売る前には証紙やたとうを確認してみましょう。

唐織り(からおり)

唐織り(からおり)

様々な色を使って作られる織物『錦』のうちのひとつ。唐の国(現在の中国)から渡ってきた技法で、刺繍のように浮かび上がる繊細な柄が非常に美しい織物です。錦織の中でも高級品とされ、結婚式の打掛などにも使われます。複数の色糸を使っているものは華やかに、単色の場合は重厚感がありつつも品のある仕上がりになるのが特徴です。着物だけでなく帯にもたびたび使われる唐織。着物・帯共に証紙があれば買取査定額が大きく変わってきますので、将来的に売りたいと考えている場合は証紙も大事に取っておきましょう。

上布(じょうふ)

上布(じょうふ)

上布は細い麻糸を平織りにして作られた織物で、ぱりっとしたハリのある生地感・ざらりとした独特のさわり心地が特徴。その涼しく爽やかな着心地から、夏用着物の生地として長く愛されてきました。江戸時代には藩主や幕府への献上品として扱われ、「上納用の布」と言う意味合いから『上布』の名称が付けられるようになったとの説も。越後上布や能登上布・近江上布などは伝統工芸品として今でも高い価値を誇ります。これら有名産地の反物で作られた着物は買取相場も高く、希少性によってはとんでもない額が付く場合があります。

浴衣に使われる生地・布

綿紬(めんつむぎ) 

綿紬(めんつむぎ) 

紬糸で織ったざっくりとした風合いの生地です。非常に手間のかかっている高級品でもあります。独特の風合いで人気が高まっているようです。
綿紬の着物を買取業者に査定してもらうなら証明書などの付属品を一緒に用意するなどして、売りたい着物の情報をしっかり伝えましょう。特産品の生地による着物であれば高い買取額がつくこともあります。
特産品としては現在の静岡県浜松市の遠州綿紬、かつて赤岡縞、岸本縞と呼ばれていた土佐の綿紬などが有名です。

綿絽(めんろ)

綿絽(めんろ)

絽は平織りと絡み織りを組み合わせ、経糸と緯糸を絡めてすき目をつくった織り方です。
着る機会が少ないものや保存状態が良い浴衣であれば高い買取額がつくことも予想されます。売りたい浴衣の気になる買取価格は、着物の買取専門業者に査定してもらうことをお勧めします。
綿絽の浴衣は透けたような生地がとても涼やかです。但し、透けるので襦袢などを下着に着るようにしましょう。綿糸で織られた綿絽の浴衣には生地もやや高めで染めに凝った物が見られます。

縮(ちぢみ)

縮(ちぢみ)

糸に強い撚りをかけて織物にした後、加工により布の表面に皺のような「しぼ」出した織物を縮と言います。
このしぼがあるためにとても肌触りの良い生地です。越後縮、小千谷縮、能登縮などが有名です。
これらの有名産地による生地を使った着物や浴衣は高額買取となることもあります。それら産地などを示す証明書などがあればより価値を上げることができます。証明書が無くても確かな業者に査定してもらえば、相応の買取額がつくはずです。

綿縮(めんちぢみ)

綿縮(めんちぢみ)

木綿生地に「しぼ」を出した織物が綿縮です。
全国各地で生産されていて、岩国縮や銚子縮、高島縮、相馬縮などの地域ブランドがあります。有名な産地の着物のなら高額買取になる可能性があります。証明書など産地を証明するものが無ければ、確かな査定してくれる買取業者を選ぶことが重要です。
綿縮は肌触りが良い上に吸収性、通気性にも優れているので肌着や寝具にも用いられます。

綿麻(めんあさ)

綿麻(めんあさ)

綿と麻の交織で、それぞれの繊維の良いところを生かしています。浴衣は着物に比べて買取相場は期待できないとお考えかもしれません。しかし現在、和装の需要の高まりもあるため、着用回数の少ないまま着ることのない浴衣などがあれば、処分するよりも早めに買取してもらう方が良いでしょう。
綿麻は、綿の丈夫さと肌触りの良さを持ちながら麻としての通気性があり、本麻の生地よりもシワになりにくい生地です。吸収・速乾性にも優れています。

錦紅梅(めんこうばい)

錦紅梅(めんこうばい)

日本の夏を彩る風物詩ともなっているのが浴衣、その木綿生地として代表的なものの一つがこの錦紅梅です。もしも、お買い換えなどでお売りになる際は、着物買取の専門の業者にご相談ください。
錦紅梅の生地は変わり織りとも呼ばれ、経緯に太い糸を織り込み、格子状の畝が表われているのが特徴です。細い糸の部分には独特の透け感があり、とても涼しげ。
長襦袢を着て夏着物としても着ることができ、とても人気があります。

訪問着に使われる生地・布

紗(しゃ、うすぎぬ、さ)

紗(しゃ、うすぎぬ、さ)

紗とは夏用の着物に利用される、正絹で織られた非常に薄手の生地を指します。この生地で仕立てたお着物は、下に着る襦袢が透けて見えるほど薄いため、見た目にもとても涼やかです。袷にした場合には下の模様が紗の生地越しに透けて見え、非常に洒落たお着物となります。タンスに眠っている紗の訪問着をお売りになりたいとき、価格などでご不安があるようでしたら、まずは着物買取の業者に査定を依頼することをおすすめします。

絽(ろ)

絽(ろ)

絽とは通気性を高くして織られた生地で、夏期に着用する着物に用いられます。絽のお着物は暑い季節に着るものですので、裏地をつけずに仕立るなど、涼しさが考慮されています。絽の訪問着は、もちろん準礼装としてお召しになることができますので、夏場に行なわれる屋外での催事にもおすすめです。お召しにならない絽の訪問着をお売りになる際には、その価値などについて、まずは着物買取専門業者にお問い合わせいただくのがいいでしょう。

着物を買取業者に売ってみたら・・・ 大人女子必見着物知識のアラカルト
ページTOPへ