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熊谷好博子(くまがいこうはくし)

熊谷好博子(くまがいこうはくし)

東京友禅を手掛ける染織作家。日本画家を目指し川端龍子から画を学んでいた熊谷氏は後に「好博子」という雅号を授かり34歳で友禅の道に進みます。当初の伝統的な技法を用いた作風から変化し、それまでの友禅とは違う杢目染や葉摺染で写した手描きでは出せ無い様な古風で自然が美しく表現された作品を多く手掛けるようになりました。熊谷好博子の着物は人気も高く、買取においても高値で取引されるようです。友禅染めは経年による変色も多く見られるため早めに売るのも一つの手です。

誉田屋源兵衛(こんだやげんべえ)

誉田屋源兵衛(こんだやげんべえ)

創業280年を迎える帯問屋の老舗です。江戸時代に創業され初代・矢代庄五郎から続く西陣織帯地の卸商を営んでいます。昭和56年に誉田屋源兵衛を襲名した十代目・山口源兵衛が引き継ぎ卸商から制作へ変化した新たな誉田屋源兵衛を築き上げました。現在は原始布や東南アジアの野蚕糸で帯の制作を行い、活躍の場を世界へと広げています。有名作家や老舗の帯は買取需要も大きく、着物以上の高額買取となる可能性もあります。もちろん美品であることも高額買取の条件となるでしょう。

古賀フミ(こがふみ)

古賀フミ(こがふみ)

佐賀錦を手掛ける染織作家。鹿島錦とも呼ばれる伝統的な技法を幼少期から母と曾祖母のもとで学び、東京へ独立してからも発表した作品が賞を取るなど多数の功績が評価され、重要無形文化財「佐賀錦」の保持者に認定されました。主に小物作りに用いられていた佐賀錦は創意工夫により着物帯などの大きな作品を織ることが可能になりました。古賀フミの手がけた帯を売るならぜひ満足いく査定をしてくれる買取業者を選びたいところです。帯といえども有名な作家のものなら着物以上の買取額となることもあります。

談議所栄二(だんぎしょえいじ)

談議所栄二(だんぎしょえいじ)

加賀友禅を手掛ける友禅作家です。岡本光谿から友禅を学び戦後日本で加賀友禅を築いた巨匠の一人として知られています。繊細で優雅な草花の描写は、同時代に活躍した加賀友禅の巨匠・木村雨山を凌ぐとも言われ、それらの作品は現在でも多くの人を魅了しています。加賀友禅で有名作家の着物であれば、買取業者においても高い需要があります。なるべく高く売りたいのなら、複数の業者で査定してもらうなどして慎重に買取業者を選ぶのも良いかもしれません。

浦野理一(うらのりいち)

浦野理一(うらのりいち)

染色研究家であり、また染色家でもある浦野理一は日本の伝統的な染色を研究し、それらの復元も行い、様々な技法を用いた作品を生み出してきました。その中でも有名な「経節紬」は、手引きの節糸を用いてざっくりと織られた素朴な紬織です。経節紬の着物や帯は今でも人気があります。買取需要の高い浦野理一の着物を売るなら、なるべく変色やヤケなど無い美品の状態で買取してもらうのが良いでしょう。古いものでも思わぬ買取額となる可能性もあります。

上野為二(うえのためじ)

上野為二(うえのためじ)

人間国宝に認定された友禅作家。父 上野清江から京加賀の繊細で優雅な作風と技術を引き継ぎ多くの作品を手掛けました。独自の芸術を追求し続けた功績が認められ昭和30年に重要無形文化財「友禅」の保持者に認定されました。伝統的な文様を使い写実的で緻密な描写が美しく、手掛けた作品の中には美術品として所蔵されている物もあります。人間国宝の友禅の訪問着は非常に価値の高いものです。もし売るならば、かなりの高額買取が期待できる着物といえます。

上野街子(うえのまちこ)

上野街子(うえのまちこ)

友禅染工房「清染居」四代目友禅作家。初代上野清江から続く伝統的な友禅一家で人間国宝に認定された上野為二の次男に嫁ぎ現在は為二氏の孫上野眞が二代目為二を襲名し共に上野家の伝統を引き継いでいます。作品すべてに清染居の落款を入れていて初代から伝わる優雅な作風と御所解や茶屋辻模様を取り入れた繊細で美しい作品を手掛けています。清染居の着物は市場では高級で珍しい物なので換金や買取の際は高額査定が期待できます。

大村禎一(おおむらていいち)

大村禎一(おおむらていいち)

昭和から平成にかけて活躍した友禅作家です。美術大学の日本画科を卒業したことから、絵画的な臨場感のある作品を多く残しています。友禅というと普通は様々な色を使った鮮やかなイメージがありますが、大村禎一の友禅は、草花や水、風などの自然を描くために、少ない色数で繊細な表現をしています。大村禎一作の着物や帯は高額買取が見込めます。季節を選ばない花の柄などは買取需要もあるので、もし売りに出すならば状態の良いものが望まれます。

小倉淳史(おぐらあつし)

小倉淳史(おぐらあつし)

辻が花染めの技術を現代に残す染織り職人。友禅染めを代表する小倉家の四代目を引き継いだ父 小倉建亮氏の元で幻の染と呼ばれる辻が花染めなどの染色技法を学び染色作品の制作や染織文化財の修復、復元などに携わっています。辻が花を用いてつくられた作品は美しく色分けられた葉や花に絞りの技法が優しく繊細に表現されています。小倉淳史の着物は高い相場で取引されているので美品であれば高く買取をしてもらえるでしょう。

恵積五郎(めぐみせきごろう)

恵積五郎(めぐみせきごろう)

昭和から平成にかけて活躍した大島紬の作家です。同じく本場大島紬の作家である都喜エ門とともに一斉を風靡しました。絣の魔術師と呼ばれ、その絣の細かさは高く評価されています。恵大島は息子の恵美知雄に引き継がれ現在まで続いています。古くても人気のある作家の着物は高く買取されるようです。大島紬のように伝統工芸品とされる着物の場合は、産地や作家を証明する証紙があれば買取価格の増額も期待できます。

久保田一竹(くぼたいっちく)

久保田一竹(くぼたいっちく)

室町時代の一時期に栄え、その後姿を消していた「辻が花模様」を復活させたことで一躍有名な作家となりました。古来の技術で再現した辻が花に加え、独自の意匠やデザインで表現した「一竹辻が花」は国内外で高く評価されています。美術品とも目されるほどの久保田一竹の着物をお持ちなら、できるだけ高く買取してもらいたいところです。売りに出すなら確かな目を持った鑑定士のいる業者に査定してもらうのが良いでしょう。

小宮康助(こみやこうすけ)

小宮康助(こみやこうすけ)

無地に見えるほどの微細な柄を染めた江戸小紋は、江戸時代に裃の染色として発達し、その後町人たちの間に広まっていきました。「江戸小紋」の名称自体は昭和30年に小宮康助が無形文化財保持者に認定された際に名付けられたものです。伝統的な技法をより良いものへと高めた取り組みは、息子の康孝さんへと引き継がれています。人間国宝に認定された作家の着物は高額買取が見込めます。そのためには生産者を示す証紙などあるとより良いでしょう。

伊砂利彦(いさとしひこ)

伊砂利彦(いさとしひこ)

昭和~平成の時代に芸術的な表現を得意とした染色家です。友禅の糊置き業を営む家に生まれ、幼い頃から職人の作業を見聞きして育ち、絵画専門学校を卒業すると家業に従事し、やがて作品制作も行うようになります。稲垣稔次郎の影響により始めた型絵染の表現に新たな風を吹き込んだ作品を生み出し、多くの賞を獲得していきます。美術的な柄の着物を嫌煙する買取業者もあるようです。しかし状態の良い着物であれば相応の価値がつくはずなので、価値が分からなければ査定してもらうのが一番良いでしょう。

新垣幸子(あらかきさちこ)

新垣幸子(あらかきさちこ)

八重山上布の第一人者として石垣島に工房を構えています。衰退した手括りによる染色を復興させたことで高い注目を集めています。八重山上布とは沖縄県の八重山地方で生産される苧麻を原料とする麻織物です。新垣幸子は石垣島の自然を生かした作品作りにこだわり続けています。伝統工芸の織物でさらに有名作家の着物や帯であれば高額買取が期待できます。売りに出すならば、産地や作家を証明する証紙も一緒に用意するのが良いでしょう。

青戸柚美江(あおとゆみえ)

青戸柚美江(あおとゆみえ)

出雲織を制作している鳥取県出身の染色家です。出雲織は綿、絹、天蚕の素材から作り出し、素材を活かした染色や織によって風雅な絵絣の織物となっています。青戸柚美江は江戸時代より続く技法と工程を守りながらも、独自の創造性や意匠によって高い人気を得ている作家です。作家物や伝統工芸の織物の着物や帯は価値が高く、保管状態が良いものであればより高い買取が期待できます。産地を証明するものがなく生産者の分からない着物であれば、目の利く鑑定士に査定してもらいたいところです。

秋山眞和(あきやままさかず)

秋山眞和(あきやままさかず)

宮崎県綾町の工房にて綾の手紡ぎを生産している染色家です。秋山眞和は天然素材にこだわった染色で数多くの賞を受賞してきました。天然灰汁発酵建ての藍染め技法は綾町の無形文化財にも指定されています。また、古代の貴族や王族の衣類に使われた貝紫による染色を現代に復活させたことでも知られています。有名作家の着物は買取価格も高く出る可能性があります。売りたいと思う着物があれば、着物の価値を見極められる鑑定士のいる業者に査定をお願いしたいところです。

藍田正雄(あいだまさお)

藍田正雄(あいだまさお)

贅沢禁止令により派手な柄の着物を着れない大名たちのために、着物を遠くから見た場合に無地に見えるように柄を細かくしていったことが江戸小紋の始まりと言われています。この技術を高度に表現できる者として無形文化財保持者にも認定されているのが藍田正雄です。正絹の江戸小紋で新品で80万円ほどの着物なら買取額は大体50,000円が相場となっているようです。もちろん着物が未使用で美品であることも高額買取の条件となります。

長田宮博(ながたみやひろ)

大島紬の本場奄美大島で、染めが難しい黒の地糸染めを数年続けている染め職人です。長田氏が染める地糸は評判がよく染色の行程にこだわりがあります。染め上げた糸を綺麗な川の水で洗い、地糸を数回叩き付け付着した細かい泥やごみなどを奇麗にする作業を行っています。大変な手間をかけることで糸をしなやかに強くより良い物に仕上げています。本場大島紬の着物を高く買取ってもらうならば、本場大島紬を認定する印が付いた証紙は無くさず保管しておきたいところです。

金井一人(かないかずひと)

金井一人(かないかずひと)

奄美大島に金井工芸の染色工房を構える大島紬の染職人。大島紬の泥染めを専門に行っています。泥染めの行程は奄美大島に自生する車輪梅の木を煮だした染め液に何度も浸し、タンニンの酸で赤く染められた物を丸一日乾燥させた後に泥田で洗いながら染めていきます。この行程を何度かくり返すことによって大島紬の独特の黒に染めあがります。泥染大島紬の着物は人気が高く高額買取も期待できます。古かったり価値の分からないものでも業者で査定してもらうのが良いでしょう。

和田 光正(わだ みつまさ)

和田 光正(わだ みつまさ)

手描き友禅と金彩を融合させた『金彩友禅』の第一人者、和田光正。厚生労働省から『現代の名工』の称号を受けた彼の手がける、美しい金彩に彩られた繊細な手描き図案は見事の一言。色鮮やかな友禅染も良いものですが、金彩友禅はなんと言ってもその品の良さと飽きのこないデザインが醍醐味です。着物ファンの間でも「憧れの着物」として名高い和田光正の金彩友禅は、非常に丁寧で贅沢な作りであることも手伝って大変な価値で取引されます。着物の価値をきちんとわかってくれるお店の場合驚くほどの高額買取をしてくれることもあるので、着物の売却を考えている際は信頼のおける専門店で査定してもらいましょう。

小川 規三郎(おがわ きさぶろう)

小川 規三郎(おがわ きさぶろう)

現在では珍しい手織りの博多織職人として、重要無形文化財(人間国宝)の保持者に認定されている小川規三郎。かつて幕府への献上品として作られていた『献上博多織』の技術を継承する彼の作品は、洗練と粋を感じさせる芸術品として現在も多くの着物ファンを魅了し続けています。小川規三郎の作品はどれも手織りで作られるため量産が難しく、非常に希少価値の高いものになっています。証紙などの付属品が揃っている場合は買取価格も高くなるため、帯の売却を検討している場合は今一度付属品の有無・保存状態の確認を行ってみると良いでしょう。

桂 由美(かつら ゆみ )

桂 由美(かつら ゆみ )

ウエディングドレスや和装など多くのブライダルファッションを手がけていることで知られるファッションデザイナー、桂由美。花嫁用ドレスのイメージが強い彼女のブランドですが、参列者が着る黒留袖も「幅広い年代の女性が着られる品の良い礼服」として非常に人気です。出回っている数が多いので希少価値が高いわけではありませんが、多くの人が知る人気ブランドである点から通常の黒留袖よりも買い取り価格は高くなる傾向にあります。また正絹製の場合は更に高値が付きやすくなりますので、お家に使わない黒留袖がある場合は専門店での買取を検討してみても良いかもしれません。

岩下 江美佳 (いわしたえみか)

岩下 江美佳 (いわしたえみか)

江戸時代に大名が着用したことに由来する小紋、『東京染小紋』。岩下江美佳はこの東京染小紋初の女性伝統工芸士として現在大きな注目を集めている染織家です。彼女が手がける【粋凛香】と言うブランドで展開される小紋は、幅広い年代の女性が楽しめるモダンなデザインで多くのファンを獲得しつつあります。それぞれが一点ものかつ量産が難しいため、現在は買取相場がかなり高騰しており手に入りにくい着物の一つになっています。まだ新しいブランドながらも今後の買い取り価格に期待が持てる小紋なので、所有している方は丁寧な保管を心がけましょう。

稲垣 稔次郎(いながき としじろう)

稲垣 稔次郎(いながき としじろう)

絵染めの重要無形文化財保持者(人間国宝)として今なお多くのファンを持つ京都の染色作家、稲垣稔次郎。日本画家である父の絵画・京都ならではの西陣織などに影響を受けた彼の作品は、まさに『芸術品』と呼ぶにふさわしい物です。大胆ながらも繊細な図案や艶やかな色味が美しい着物は、和装好きなら一度は着てみたいと思うはず。没後50年以上経つ現在でも彼が手掛けた着物は非常に人気で、買取価格も高騰しています。とても希少価値の高い着物なので、買い取ってもらう際は信頼のおけるお店を検討しましょう。

着物を買取業者に売ってみたら・・・ 大人女子必見着物知識のアラカルト
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