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柄の意味を知る

着物には様々な柄があります。 その柄にはそれぞれ意味があり、柄によってその着物を着るシーンも違ってきます。 また、人気の柄によっては高価買取をしてもらえるものもあります。 そのような着物の柄をご紹介します。

女紋(おんなもん)

女紋(おんなもん)

女紋というと一般的に、既婚女性が婚家とは別の紋を使用することを言います。母から娘へ伝わる母系紋、実家の家紋など継承されるものだけでなく、女性なら誰でも使える通紋というものもあります。女紋の習慣は主に西日本に存在し、地域や家によって扱いも違うので注意が必要です。紋付の着物を売ることに抵抗がある人もいるかもしれませんが、通紋などの女紋を入れた黒留袖は礼服としての需要があるので買取額が高くなる可能性もあります。

色留袖 三つ紋(みつもん)

色留袖 三つ紋(みつもん)

三つ紋の色留袖は準礼装という扱いにあります。小池百合子東京都知事がリオオリンピックの閉会式で着用し話題になった着物は三つ紋の色留袖のようです。紋付の着物は無紋の着物よりやや買取相場が下がる傾向にあると言われています。とはいえ色留袖の場合は、人気のある柄などであれば高い買取額となることもあります。買取額に不安がある場合は、まずは確かな買取業者に査定してもらうのが良いでしょう。

三つ紋(みつもん)

三つ紋(みつもん)

着物に紋が入る場合、その数によって着物の格も決まります。三つ紋は背中部分の背紋が一つと両外袖に付く外紋が各一つずつ入ったもので、基本的に準礼装の着物として扱われます。
色無地や江戸小紋に三つ紋を入れると準礼装扱いとなります。
紋付の着物でも、多くの買取業者は買取を受け付けているようです。紋の入った着物は格の高い着物なので、特に美品のものであれば礼装として需要のある着物と言えるでしょう。

万寿菊の柄(まんじゅぎくのがら)

万寿菊の柄(まんじゅぎくのがら)

丸々とデザインされた菊の花は、万寿菊の柄とも呼ばれます。基本的に季節を問わず着れる柄でもあります。
多くの着物や和装小物に鮮やかに描かれる万寿菊ですが、浴衣地に藍染で描かれる万寿菊も定番柄となっています。
人気柄の描かれた着物は買取の需要も高いようです。綿紅梅のような高級浴衣であれば高い買取額が可能性があります。
もし売りたいと思う高級浴衣があれば、なるべく保管状態の良いものが望まれます。

貝合わせの柄(かいあわせのがら)

貝合わせの柄(かいあわせのがら)

平安時代から伝わる貴族の遊び「貝合わせ」を題材とした図柄です。「貝合わせ」はハマグリなどの二枚貝の内側にそれぞれ同じ絵を描き、符合する二つの貝を見つけていく遊びです。貝合わせが夫婦円満の象徴であり縁起の良い模様でもあります。浴衣や小紋などによく描かれる人気のある柄と言えます。人気の高い着物を買取してもらうためには、古い着物であっても価値のわかる査定員のいる買取業者を選びたいところです。

色留袖 五つ紋(いつつもん)

色留袖 五つ紋(いつつもん)

比翼仕立てをした色留袖の五つ紋は礼装の中でも最高位となり、五つ紋の黒留袖と同格となります。結婚式などで新郎新婦の親族が着られることが多いようです。紋付の着物を買取に出すことに抵抗のある人も多いようですが、多くの着物買取業者は紋付の色留袖を買取しています。五つ紋の格の高い着物は高額買取になる場合がありますので、いずれ売る予定のある着物はシミやヤケなどないように保管しておくのがようでしょう。

五つ紋(いつつもん)

五つ紋(いつつもん)

着物に入れる紋の数は五つ、三つ、一つの三種類と決まっており、基本的に紋の数が多いほど格が高くなります。
五つ紋の場合は、背縫いの上に一つ(背紋)、両外袖に各一つ(袖紋)、胸の位置に各一つずつ(抱紋)が入ります。
五つ紋は主に黒留袖などの礼装に入れられます。
五つ紋の入った留袖など格の高い着物は高額買取になる場合があります。もちろん売りに出すなら美品であることが望ましいでしょう。

色留袖 一つ紋(ひとつもん)

色留袖 一つ紋(ひとつもん)

一つ紋の色留袖は一般的には略礼装という扱いになります。紋の入り方が染め抜きか刺繍かによっても、着物の格や雰囲気が変わってくるようです。着るタイミングの難しいところもある着物ではありますが、人気の柄や質や状態の良いものであれば高い買取額も期待できます。着物の価値がわかりにくい時は、専門の行視野に事前に査定してもらうと、安心して売りに出すことができるでしょう。

一つ紋(ひとつもん)

一つ紋(ひとつもん)

背縫い部分に一つだけ紋を入れた着物を一つ紋といい、略礼装として扱われます。
略式の紋であるため、染め抜きだけでなく刺繍によって施されるもの(縫い紋)もあります。
色無地の一つ紋はお茶会や法事などに着用でき、帯の合わせ方によって重くも軽くも装えるので人気があります。
紋付の着物であっても人気のある柄などであれば高額買取となる可能性もあります。まずは専門の業者に査定してもらうのが良いでしょう。

貼り紋(はりもん)

貼り紋(はりもん)

あらかじめ染めてある紋を着物や和装小物に縫い付けたり、貼り付けたりするものを貼り紋、貼り付け紋などと言います。
市販のシールタイプのもは種類も多くありますが、専門の業者に紋の貼り付けを頼む方法もあります。
色無地など紋の有無によって格式が変わる着物は、貼り紋を使って礼装として着用することも可能です。
需要の高い着物は業者にも好まれて買取されます。人気のある着物でもなるべく美品の状態で売りに出したいところです。

花の丸(はなのまる)

花の丸(はなのまる)

一株にまとめた草花などを円形に図案化した模様を花の丸、花丸文などと言います。江戸時代に友禅染めに描かれたことで人気を博したと考えられています。現代では花丸の花や形のバリエーションも増え、帯や小物、浴衣にも多く描かれる人気柄となっています。
綿素材の浴衣といえども綿紅梅など高級浴衣は高額買取も期待できます。
花の丸柄などの人気ある柄であれば予想以上の買取額となる可能性もあります。

五三の桐(ごさんのきり)

五三の桐(ごさんのきり)

桐の葉や花を図案化したものを桐紋、桐花紋といい、豊臣秀吉の家紋や日本国政府の紋章として知られていますが、その中でも花序につく花の数が3-5-3の順になっているものを五三の桐と言います。桐・蔦・揚羽蝶とともに通紋と言われ、一番多く使われてきた家紋と言われます。通紋でもある五三の桐の入った留袖などは礼装として需要があるでしょう。五三の桐紋のある着物を売るならシミやヤケなどが極力ない方がより高い買取額が期待できます。

全通柄(ぜんつうがら)

全通柄(ぜんつうがら)

帯の全体に模様が描かれており、通し模様などとも呼ばれます。結んだとき重なった部分にも模様が描かれているため生地に重さや厚みがあります。
名古屋仕立ての帯は手先から胴の部分まで半幅になっているので帯が結びやすく軽くなっていて結ぶ場合に扱いやすくなっています。全通柄の帯は生産コストがかかるため、他の種類の帯と比べて出回っている数も少ないようです。帯を買取してもらう場合も着物と同じく目利きの査定員のいる買取業者をよく選びましょう。

若松(わかまつ)

若松(わかまつ)

常緑樹である松は、古来より長寿や繁栄を表す縁起の良い柄として数多く描かれてきました。松の柄にも様々な形があり、その中でも「若松」は松葉に新芽のついた可愛らしいデザインでありながら、縁起の良さから黒留袖にも使われる縁起の良い素材でもあります。黒留袖など礼装の着物は需要が高いので買取ってもらうためには出来るだけ美品の状態が望まれます。シミやヤケは減額となるので十分注意が必要です。

梅(うめ)

梅(うめ)

日本では古来より「松竹梅」として数えられ、縁起の良い花として絵画のモチーフや着物の柄として多く描かれてきました。また寒さの残る時期に咲き始めることから、冬の寒さに耐える強さを表す花でもあります。このことから梅柄は黒留袖などの晴れ着に使われることが多いようです。黒留袖を高値で買取ってもらうのは意外にも難しいようです。もし黒留袖を売るなら買取業者をよく吟味した上で査定してもらうのがいいでしょう。

鶴丸(つるまる)

鶴丸(つるまる)

鶴を家紋のように円形にデフォルメしたのが鶴丸模様です。写実的な鶴の絵が着物の主要なモチーフとして描かれるのに対して、鶴丸は模様のように配され着物の鮮やかさを引き立てる役割があります。鶴は長寿の象徴として縁起の良い鳥でもあるので黒留袖など礼服として着られる着物によく描かれています。黒留袖は着物の礼装として最高位のものではありますが、より高く買取ってもらうためにも保管状態にも気をつけることが大切です。

龍郷(たつごう)

龍郷(たつごう)

龍郷町の名を冠したこの柄は、奄美の地域を象徴するソテツの葉とハブの皮模様を図案化し、独特の華やかさを見せています。秋名バラとともに生産数が減少しているため、希少価値の高いものとなっています。伝統工芸品である大島紬は高額査定が期待できます。着物の買取業者によっては反物の買取も扱っているようです。いずれ売るときになるべく高く買い取ってもらうためにもシミやヤケ、ほつれなどないように保管しておきましょう。

桜(さくら)

桜(さくら)

その鮮やかさと儚さより、昔から日本人に愛されてきた花です。春をイメージする花ですが、柄の入り方によっては通年着れる柄でもあります。友禅の模様として描かれたり、黒留袖など礼服、帯や小物などにも様々な配置で描かれています。鮮やかなピンクや白の花は黒留袖の地色によく映えます。人気のある柄なので需要があると思います。黒留袖などの礼装とされる着物はなるべく痛みのない状態で買取してもらいたいところです。

西郷柄(さいごうがら)

西郷柄(さいごうがら)

西郷柄は大島紬の柄の一つで、格子模様にさらに細かな絣が織り込むという非常に高い技術によって作られた柄です。大島紬の産地である奄美大島と関わりの深い西郷隆盛の名を冠したこの柄は渋みと格調高さが感じられ、大島紬男物の最高位との呼び声も高い逸品です。高額買取が期待できる着物を売ろうと考えているなら、どの着物にも付いている証紙や証明書はきちんと保管しておきたいところです。証紙の有無で着物の査定額も大きく変わってくるようです。

流水(りゅうすい)

流水(りゅうすい)

着物に描かれた花や動物をより鮮やかに引き立てる効果があります。渦を巻いたものや連続するS字のような模様などバリエーションも豊富です。その着物の性格に合わせて小川のような小さなものから大河まで効果的に配されています。縁起の良い花や鶴などと一緒に描かれることが多いので自然と晴れ着や黒留袖などによく見られる柄です。黒留袖は需要の高い着物でもあるため、もし売るなら保管にも十分気を付けた上で買取してもらうのがいいでしょう。

六通柄(ろくつうがら)

六通柄(ろくつうがら)

全体の六割ほどに柄が描かれている物です。
結んだとき表から見えない部分は無地になっています。変わった結び方をする場合、柄が足りなくなる場合があります。柄が無いぶん全通柄より軽くなっていて値段も安くなり一般的に広く使用されています。帯の買取も着物と同じように状態が良く新しいものほど高値がつく傾向がありますが、古いものでも高級品や質の良いものなどは高額査定も期待できます。

お太鼓柄(おたいこがら)

お太鼓柄(おたいこがら)

お太鼓結びをしたときに、お太鼓の部分と銅の部分に柄がくるようになっている物です。
飛び柄ポイント柄三通柄などとも呼ばれます。模様の部分だけ出すように合わせるのが難しいので着付けになれている人向けの帯です。
着物の買取業者は基本的に帯だけの買取も可能です。未使用の高級品や著名な作家のデザインの帯であれば高額買取も期待出来るので、いずれ売ろうと考えている帯があれば劣化がないように大切に保管しましょう。

檜扇(ひおうぎ)

檜扇(ひおうぎ)

檜扇とは宮中で使われた扇で、ヒノキの薄板を重ねて作られたものです。末広がりの形から縁起の良い柄であるため、黒留袖などの礼装にもよく描かれるモチーフです。王朝的な素材であるので優美さと高貴さも表しています。黒留袖の相場あまり変化しませんが、もし高く売りたいと考えているなら着物の状態ももちろん、黒留袖にも全て付いている証紙や証明書も保管しておきましょう。着物の買取価格にも差が出てきます。

牡丹(ぼたん)

牡丹(ぼたん)

中国では「百花の王」と称され、富貴の象徴でもある牡丹の花は、その鮮やかさから日本でも大変人気の高いモチーフです。牡丹は種類のよっても咲く季節がありますが、柄の配置次第では季節を問わず着れるので黒留袖などの礼装にも描かれます。着物の柄においては洋花として扱われますが、黒留袖の地色に実に鮮やかに映えます。牡丹柄の着物を買取してもらうには、せっかくの鮮やかさを損なわないためにも保管やお手入れにも気をつけたいところです。

秋名バラ(あきなばら)

秋名バラ(あきなばら)

秋名バラの「秋名」は奄美大島の東シナ海に面した地区。「バラ」は琉球語でザルを意味します。竹で編んだ「サンバラ」というザルを網目をモチーフにして作られたのがこの秋名バラの柄です。落ち着いた格子柄の中に小さく織り込まれた赤や青の十文字が良いアクセントとなっています。伝統工芸品である大島紬の着物は高額買取が期待できます。買取に出す場合は本場奄美大島の生産であることを示す証紙も忘れずに同梱しましょう。

有職文様(ゆうそくもんよう)

有職文様(ゆうそくもんよう)

雛人形が着る着物や十二単でお馴染みの有職文様は、中国から伝来した伝統的な柄です。平安時代以降に公家の間で使われるようになり、立涌文・亀甲文・向蝶文・菱文・丸文など職や家柄により様々な文様が決められてきました。現代では小袖や打ち掛けに使用することもありますが、帯へのデザインに使われることの方が多い柄と言えます。有職文様は定番の柄なので種類も価値もピンキリになりますが、金糸製や西陣織など非常に高価なものも多く物によっては非常に高い相場で買い取られるものもあります。

矢鱈縞(やたらじま)

矢鱈縞(やたらじま)

縞柄の一種で、筋幅や色味が不規則なものの事を『矢鱈縞』と言います。かつては別の反物を織った糸の残りで作られていたとも言われますが、現在は街着などに多く使われています。どれも着るとどことなく「粋」な雰囲気を演出出来るオシャレな柄です。木綿紬で織られるものがポピュラーですが正絹紬や西陣織のものも存在し、素材によって印象がガラリと変わるのも楽しい点です。着物を買い取ってもらう際に注意していただきたいのが、シミや汚れの有無。これらがある場合は買取査定額が大幅に下がってしまうので注意が必要です。伝統工芸品の場合は証紙の確認も忘れずに。

縞柄(しまがら)

縞柄(しまがら)

着物の中では非常にスタンダードな柄である縞柄。西洋風に言うと「ストライプ」ですね。布に直接模様を染め入れる方法だけでなく糸の織り方で縞模様を表現する技法もあり、シンプルながらも作り手の個性が楽しめる模様です。縞柄の模様と言うと街着や浴衣など普段使いの着物を想像する方が多いかもしれませんが、縞大島(大島紬の一種)や石田縞もストライプの仲間と言えます。種類によっては侮れない価値のものもありますので、着物を売りたいと考えている方は買取査定に出してみると驚きの高値が…と言うこともあるかもしれません。

格子縞(こうしじま)

格子縞(こうしじま)

縞模様を縦横に交差した模様で、いわゆる「チェック柄」です。三枡格子や碁盤縞、団七縞などの古典的なものから、マドラスチェックや千鳥格子など洋服に用いられるモダンな物などバリエーションは様々。カジュアルな可愛さとカラーバリエーションの多さから、『モダン着物』として若い方からの人気も高い柄となっています。格子縞と言ってもその生地はポリエステルから西陣織まで実に様々。また着物だけでなく帯でも定番の模様です。一見シンプルな着物でも、人間国宝が手掛けたものや伝統的な製法のものの場合は買取価格が非常な高値になる場合があります。着物買い取りを検討している場合は、付属品の有無や保存状態などを確認してみることをおすすめします。

吉祥文様(きっしょうもんよう)

吉祥文様(きっしょうもんよう)

婚礼衣装や振り袖・留め袖など、いわゆる晴れ着に用いられる柄『吉祥文様』。御所車や檜扇・鶴文様・鳳凰をはじめとした縁起の良い模様を総称してこう呼ばれています。着物に大きく分けるとそれぞれ礼装着・略礼装着・外出着・普段着があり、礼装着や 略礼装着はそれらの中でも特に格式が高いとされます。吉祥文様はハレの日の礼装着に用いられることが多い柄なので織りや素材が贅沢なものになることが多く、高い買取価格が期待できる着物柄の一つです。

着物を買取業者に売ってみたら・・・ 大人女子必見着物知識のアラカルト
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