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TPOに合わせて着物を楽しみましょう

2017.04.13

TPOにあった着物

着物は種類や紋の有無によって格が違ってきます。
どんなに高価な着物でも、その場に合った格の着物でないと違和感が出てしまうでしょう。

今回は着物を着用するシーンごとに、ふさわしい装いをご紹介したいと思います。

 

結婚式

結婚式には様々な立場の人が集います。新郎新婦との関係、結婚式の形式によってもふさわしい装いが違ってきます。

新郎新婦の親族や仲人夫人の場合、既婚の方は黒留袖を、未婚の方は振袖を着るのが一般的とされていますが、近年は既婚未婚を問わずに着られる色留袖を選ばれる方も増えているようです。

招待客の方は訪問着付け下げ紋付の色無地から選びます。華やかなでおめでたい場には、明るく上品な色柄、吉祥模様など縁起の良いモチーフが描かれたものが良いでしょう。

ただし白や赤の着物は新婦のウェディングドレスや白無垢、花嫁衣装とかぶるので避けるようにしましょう。

また、なかなか切る機会のない振袖を着られる方も多いと思います。
ただし袖の長い「大振袖」は花嫁も着用する場合があります。その場合はもう少し袖の短い「中振袖」や「訪問着」に変更するほうがいいでしょう。

 

入学・卒業式・七五三(母親編)

お子様が主役の行事には、お母様はやや控えめな装いでまとめます。
付下げや堅苦しくない一つ紋の色無地で明るく品のある色や柄がスタンダードなようですが、控えめな色柄の訪問着を着られる方も多いようです。
晴れやかな場なので、明るく品のある色や柄が合います。

また帯は、子供の成長と門出を祝うのにふさわしい袋帯の「二重太鼓結び」がいいのではないでしょうか。

 

卒業式の女子学生

かつての女学生が式典等に参加するときの姿は、色無地の紋付に紺の袴で、足元は草履でした。

現在は謝恩会に振袖付下げで参加することも考慮して、着替えに時間もかからずに済む振袖付下げを袴に合わせることが多いようです。

袴の色も紺だけでなく臙脂や紫、深緑など比較的自由に選ばれています。
足元も草履の他に、編み上げのブーツも人気です。

ちなみに袴にブーツのスタイルは明治時代からだそうです。西洋文化の影響で、椅子に座わったり自転車に乗ったりする生活が主流となり靴を履く機会が増えたのをきっかけに、当時の女学生の間で「袴とブーツ」がおしゃれと実用性にかない流行したようです。

パーティー

格式のあるパーティーでは正装となるので、訪問着がベストです。
主賓や来賓の場合は色留袖紋付の訪問着といった格の高いものを選びます。

「平服で」と指示されている場合やカジュアルなパーティーであれば、紋のない付下げ小紋がオススメです。

観劇・コンサート・美術館

基本的にカジュアルな装いとなりますが、会場の雰囲気に合わせてた自由なコーディネートを楽しんでみましょう。
小紋でオシャレに装う他にも、色無地やシンプルな付下げにオシャレ用袋帯などを合わせて上品に決めるのも素敵です。

観劇等で席の前後の間隔が狭い会場では、帯のせいで深く座れない着物を着た人が後部の席の人の視界を遮ってしまうトラブルもあるようです。こういった時のために多少潰れても問題ないように帯の結びを工夫する必要がありそうです。

また美術館のような静かな雰囲気の場所では、足音が響く恐れがあるので履きもので下駄は避けるなど配慮も大事です。

 
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